きんかんの甘露煮をつくってみました!

 

初めて作ってから、はや3・4年は経っているので、もう手慣れたものです。もはやベテランの領域に達したと言っても過言ではないでしょう!(得意げにしてますが、本当はたいしたことないんです)

だって、きんかん甘露煮って、簡単なんです。手間がかかるからみんなやらないだけで。

冬から春にかけて本当に重宝しますので、ぜひ作ってみてはいかがでしょう?

きんかんの効能

免疫力UP→ビタミンCやその吸収を助けるヘスペリジンが多く含まれ、食物繊維も豊富なため、腸内環境を改善してくれます。

咳・喉の痛みの緩和→風邪などで痛めた喉などの粘膜の回復のサポートをしてくれます。古くから風邪の予防など治療に用いられてきました。

リラックス&リフレッシュ効果→金柑を含めた柑橘類にはストレスを発散させる芳香成分があります。またクエン酸を含んでいるので疲労回復効果も期待できます。

 

では、作り方を。

きんかん甘露煮の作り方

材料→きんかん500g、砂糖250g、水

だいたい、きんかんの重さの半分くらいが砂糖の量だとちょうど良い感じがします。

①きんかんを洗って、へたを取る。

竹串や金串を使うと便利です。

ぼくはヘタをとるのが本当に下手で…(ホントすいません)

②きんかんに切れ込みを入れる

分かりますかね?

金柑の皮に切れ込みを入れた方がこの後に行う煮詰める作業で味が染み込みやすくなります。重曹を使ってもいいのですが(灰汁も取りやすくなるし良いと思うのですが…)以前に使ってみたところ、皮が崩れやすい感じがして見た目がイマイチだったので、少し面倒ですが金柑1つにつき3・4カ所の切れ込みをいれてます。(分かりにくい写真でスミマセン)

③きんかんを茹でこぼす

ここまで仕込んだ金柑を鍋にいれて、しっかり浸かるくらいまで水を入れて沸騰させます。沸騰したお湯を全部捨てます。→この作業を2回ほど行います。

「ゆでこぼす」とは材料をゆでた後でその茹で汁を捨てる、という材料の下処理方法です。ゆでこぼすことで、材料のアク・臭み・ぬめりなど余分なものを除いて上品な味に仕上げることができる、そうです。

④ゆでこぼした後、きんかんがちょうど(ギリギリ)隠れるくらいの水を入れ、用意した砂糖で煮詰めます。

強火で沸騰させたら砂糖を入れて中火〜弱火で煮詰めます。だいたい30分〜1時間くらい弱火で煮詰めてくると、少しとろみが出てきます。水で隠れてたきんかんが出てくるくらいが頃合いかと。

火を止めて、フタをして冷まします。半日くらいはフタをしたままゆっくり冷ましていきましょう。冷めていく時に味が染み込んでいくらしいので、その間はぐっと我慢してフタを開けないで耐えましょう(笑)

 

出来上がった、つやつやな金柑の甘露煮はもちろん、一緒にできたシロップ(汁)はお湯で割って飲むと身体も暖まり喉を保護してくれるので捨てないで、ちゃんと使ってくださいね♪

作った甘露煮は1〜2ヶ月はもつ(冷蔵庫で保存)ので、毎日一粒!な感じで日頃の健康補助としても重宝します。ぜひ作ってみて下さいね!