横浜市泉区領家で中医鍼灸・整体をやっています。気になることなどありましたら、お気軽にご連絡・ご相談くださいね。
今年の春は暖かいというか暑かったせいか、いつも収穫していた時期よりもかなり早くに杏が取れました。
毎年しっかり実をつけてくれる孝行的な木です(笑)
正直なところ、あんずはそのまま食べても(生食)あまり美味しいわけではないので…
杏(あんず)のシロップを作ります。
シロップなら、割材しだいでジュースにもお酒にも♪
あんずシロップの作り方は簡単
実をキレイに洗い、ヘタをとる。
ここまでは梅の時の仕込みと同じです。
梅はそのまま砂糖に漬けるような感じでしたが、あんずは種を取り除きます。
というのも、梅もシロップを作る時は種を取った方が良いのですが…果肉と種がしっかりとくっつきすぎていて、そのままではまず取れません。
その点、あんずは簡単に種を取り出すことができます。
包丁で一周くるっと切ると…
はい!この通り!
半分にしたあんず、またはさらにその半分のものを
あんず→砂糖→あんず→砂糖
と、容器に入れればOK
このまま3日もすれば砂糖は溶けるので、シロップの出来上がりも早くて助かります。
ちなみに、分量としては
あんず:砂糖=2:1
くらいが、ちょうど良いくらいでしょう。その辺は好みで大丈夫です。
あんずは疲労回復に優れています。
なかなか目にする食材ではないと思いますが、甘酸っぱくて食べやすいですしミネラルも豊富ですので、オススメですよ!
ちなみに、種は非常に固いのですが。
種の中身は白いものがありまして(というか、中身こそがホントは種なのですが)
「仁」と言います。
これを乾燥させて粉状にしたものを「杏仁(きょうにん)」と言い、喉の不調をしずめる漢方薬だったりします。
この杏仁と牛乳・ゼラチンなどを混ぜて固めたものが、いわゆる「杏仁豆腐」です。
中華のお店で食べる時の杏仁豆腐がお高いものがあるのが納得です(笑)
でも、良い杏仁豆腐は本当に美味しいですもんね♪
いつの日か、自家製の杏仁豆腐を作ってみたいものです。