こんにちは、久和です。
最近、目がショボショボ、重たくて、鈍い痛み。さらには首や肩も凝っているような。
とうとう「ハズキルーペ」に頼る時がやってきたか…舘ひろしさんには負けてられん!
って、まだ早すぎる!!老眼と呼ばれる症状にはまだまだ遠いはず…です。
この、いわゆる「眼精疲労」。原因は自分で分かってます。ここ1か月ほど慣れないパソコン作業が急に増えたため。ぼくは基本的にパソコン仕事からは逃げていて(ホントに社会人としてどうかと思うくらいに避けていたんです)、でも今は逃げようもなく。
もともと、子供の頃から視力は悪く(勉強のし過ぎ、と周りには言ってますが、もちろんマンガとゲームのせいです。確実に。)パソコンの画面見てると本当につらいです。これを仕事にしてる人って、ホントすごいと思います。
…まあ、そういった方は首肩の固さと目の疲れや頭痛がワンセットですけども(笑)
こんな症状(眼精疲労・首肩のコリ)の時は、しっかりほぐしつつ、鍼(はり)がかなり効果的なんです!さらに頭のケアもすればバッチリ!!
患者さん相手なら、それでいいんですが…
自分でケアする場合。メガネ外して、全然見えない状態で鏡に出来るだけ近づいて、眼精疲労のツボに鍼ができるのか?!
全く出来る気がしない…痛い思いをしてる上に、失敗している地獄絵図が容易に想像できてしまいます(泣)
仕方ないので、鍼を使わないで自分で出来るケアを。しかも簡単に!ちょっとした目の疲れなら、だいぶ解消できるはず。毎日パソコンに向かって仕事をしている眼精疲労のプロの方も少しづつ続けていけば、効果はでてくるはず(さらに当院の施術で疲れスッキリ!と、忘れずにアピール♪)
では、前置きが長くなりましたが。やってほしいことは主に3つ。
●「温める」
目の疲れにはまずは温めること!熱くない程度の温度でじんわりと。基本的に首や肩などのコリも同じですが、温めて血行を良くしてあげることが大事です。
また、温めるのも、できることなら「湿性」の熱がベター。
ちなみに「乾性」の熱で分かりやすい例が「カイロ」です。湿性の熱は「おしぼり」をイメージすると良いと思います。湿った熱の方がコリに対して有効なのです。電子レンジとかあるなら、しぼったタオルとかで自作のおしぼりを作ってしまうと便利(その場合は熱すぎないように注意!)おしぼりとか作れないならカイロとかでも良いと思います(乾性の熱ですが温めるには簡単ですし)
冷やしたら気持ちいい!というのも間違いではないのですが、その場合はほんの少し冷やすのに留めた方がよいでしょう。なぜかというと、目の付近には毛細血管を含めた細い血管が多いので冷やし過ぎると、逆に血行が悪くなる恐れがあるんです。
●「押す」
まず、目を閉じて「まぶた」を軽く5〜10秒ほど押します。ゆっくりと離したら、強めの瞬きを5回くらい。
次に「こめかみ」を同じように5〜10秒ほど押します(軽めでも若干強めでも、お好みで。気持ち良い強さがあるなら、それがベスト)
最後に「眉の一番内側のちょっと下辺り」(この辺に少し凹んだところがあります)をこれまでと同じように押します。ここでもまた、強めの瞬きを5回くらい。
これだけでも、見え方が変わってしまう人もいるくらいです。疲れたときは、ちょいちょいやってみてくださいね!
…って、もう一つでしたね。
●「飲む(食べる)」
こちらは毎日の健康習慣的にやってほしいことではあるのですが、
目に良い食べ物として有名な物「ブルーベリー」に代表されるような「アントシアニン」という成分が入った食べ物。
ベリー類、ブドウ、なす、赤じそ、黒豆、黒ごま、などにも含まれています。
また、中医薬膳的に目に良い「明目作用」があるものとして、クコの実・菊花があります。これらを毎日健康茶として飲むのも良いと思いますし、他には「ハブ茶」も効果ありです。ハブ茶は「決明子(けつめいし)」という漢方だったりもします。
ちょっとした合間のケアや日頃の健康習慣で、症状を防げたり軽くできたりもします。
まずはお試しから少しずつやってみてはどうでしょうか?
(施術者の自分が率先してやれ!という声が聞こえてきそうです(笑))